研究会開催記録

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「第3回咳嗽研究会」

9: スギ花粉症患者における咽喉頭症状の臨床的検討

○馬場 錬1、宮田 昌1、山川 聡2、妹尾淑郎3、石原正健3、内藤健晴3

(県立愛知病院耳鼻咽喉科1、大同病院耳鼻咽喉科2、藤田保健衛生大学耳鼻咽喉科3

花粉症患者に、咳嗽や咽喉頭異常感を訴える症例があり、以前から喉頭アレルギーの存在が指摘されている。しかし、これらの症状に対する抗アレルギー治療の有効性についての報告は少ない。今回我々は、2001年春期に藤田保健衛生大学耳鼻咽喉科およびその関連病院耳鼻咽喉科を受診したスギ花粉症患者34例(男性5例、女性29例、平均年齢51.2歳)に咳嗽および咽喉頭異常感の有無について調査を行うとともに、トシル酸スプラタスト(商品名IPD)を投与し、咽喉頭症状に対する有効性について臨床的に検討を行ったので報告する。咳嗽を訴えたのは9例(26.5%)、咽喉頭異常感を訴えたのは16例(47.1%)であった。喉頭アレルギー研究会世話人会試案による診断基準(1994年)に従って判定し、喉頭アレルギーと診断されたのは、13例(38.2%)(男性1例、女性12例、平均年齢52.4歳)であった。詳細については発表時に報告する。

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