研究会開催記録

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「第3回咳嗽研究会」

4: 咳喘息患者の長期予後

○松本久子、新実彰男、竹村昌也、水口正義、三嶋理晃(京都大学呼吸器内科)、西山秀樹(日赤和歌山医療センター呼吸器科)

目的・対象

当院で咳喘息と診断した患者のうち、1年以上の経過を確認し得た35例において、診断後の喘鳴出現について検討した。

結果

平均観察期間は5.5年、1-11年。35例中、10例(28%)で喘鳴が出現した。喘鳴出現時期は診断後4ヶ月から5年であった。初期治療として吸入ステロイドが導入された患者群では、気管支拡張薬のみで加療されていた患者群に比し喘鳴の出現が少なかった。

結論

吸入ステロイドの早期導入により、咳喘息の古典的喘息への移行を阻止しうる可能性があると思われる。

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